シルバージュエリーのロジウムメッキのメリットとデメリット
タリスマンクロス/silver ロジウムコーティング

こんにちは。ロッソエブルージュエリーのYUKIです。この夏、とても暑かったですね。
こんな暑いシーズンは、ジュエリーのお手入れは大切!特にシルバーのお手入れはとっても大切です!
シルバージュエリーの入りとして、お手入れが簡単なように、ロジウムメッキを施したシルバーのアクセサリーも制作していますが、今回はこのロジウムメッキについて、詳しくお伝えいたします。

シルバージュエリーのロジウムメッキのメリットとデメリット

シルバージュエリーは、その美しい白色の輝きと手頃な価格で人気のアクセサリーですが、一方で変色しやすいという欠点もあります。シルバーは空気中の硫化水素や水分と反応して硫化銀という黒ずみを生じることがあります。これを防ぐために、シルバーの表面にロジウムという金属をメッキすることがあります。ロジウムメッキとは、どのような効果があるのでしょうか?

ロジウムメッキのメリット

ロジウムメッキのメリットは、以下のようなものが挙げられます。

  • 変色防止:ロジウムは非常に耐食性が高く、空気や水に影響されにくい金属です。そのため、ロジウムメッキをすることで、シルバーが硫化するのを防ぎます。ロジウムメッキをしたシルバージュエリーは、長期間美しい輝きを保つことができます。
  • 傷防止:ロジウムは非常に硬い金属で、シルバーよりも傷がつきにくいです。そのため、ロジウムメッキをすることで、シルバーの表面を保護することができます。ロジウムメッキをしたシルバージュエリーは、日常的に使っても傷が目立ちにくくなります。
  • 高級感:ロジウムはプラチナと同じ白色金属の仲間で、プラチナよりも白く輝きます。そのため、ロジウムメッキをすることで、シルバージュエリーに高級感を与えることができます。ロジウムメッキをしたシルバージュエリーは、プラチナジュエリーに近い見た目になります。

ロジウムメッキのデメリット

ロジウムメッキのデメリットは、以下のようなものが挙げられます。

  • 費用:ロジウムは希少な金属で、プラチナよりも高価です。そのため、ロジウムメッキをすることで、シルバージュエリーの価格が上がります。ロジウムメッキをしたシルバージュエリーは、通常のシルバージュエリーよりも費用がかかります。
  • 黒ずみの可能性:ロジウムメッキは、シルバーの表面に薄いロジウムの層を被せるだけで、完全にシルバーを覆うわけではありません。そのため、ロジウムメッキの部分が剥がれたり、傷ついたりすると、下のシルバーが露出して硫化する可能性があります。また、ロジウム自体も、日焼け止めやハンドクリームなどの化学物質と反応して黒ずむことがあります。ロジウムメッキをしたシルバージュエリーは、変色しないという保証はありません。
  • 個性の喪失:ロジウムメッキは、シルバーの本来の色や質感を隠してしまいます。そのため、ロジウムメッキをすることで、シルバージュエリーの個性や魅力を失うことがあります。ロジウムメッキをしたシルバージュエリーは、プラチナジュエリーと区別がつきにくくなります。

ロジウムメッキのお手入れ方法

ロジウムメッキをしたシルバージュエリーのお手入れ方法は、以下のようなものがあります。

  • 水拭き:ロジウムメッキをしたシルバージュエリーは、使用後に柔らかい布で水拭きをしてください。汚れや汗をそのままにしておくと、ロジウムメッキの劣化や黒ずみの原因になります。水拭きをすることで、ロジウムメッキの輝きを長く保つことができます。
  • 中性洗剤:ロジウムメッキをしたシルバージュエリーは、汚れがひどい場合には、中性洗剤を使って洗浄することができます。中性洗剤をぬるま湯に溶かして、柔らかいブラシや布で優しくこすってください。その後、流水でしっかりと洗剤を洗い流し、柔らかい布で水分を拭き取ってください。中性洗剤を使うことで、ロジウムメッキの汚れやくすみを落とすことができます。
  • 再メッキ:ロジウムメッキをしたシルバージュエリーは、長期間使っていると、ロジウムメッキの部分が剥がれたり、傷ついたりすることがあります。その場合には、再メッキをすることで、ロジウムメッキの層を新しくすることができます。再メッキをすることで、ロジウムメッキをしたシルバージュエリーを新品同様にすることができます。

まとめ

シルバージュエリーのロジウムメッキは、変色防止や傷防止、高級感といったメリットがありますが、費用や黒ずみの可能性、個性の喪失といったデメリットもあります。ロジウムメッキをしたシルバージュエリーのお手入れ方法としては、水拭きや中性洗剤、再メッキなどがあります。ロジウムメッキをしたシルバージュエリーを長く愛用するためには、適切なお手入れを心がけましょう。

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